頑張れ、彼女の彼氏!

彼と電話で話した翌々日、ラインで話をしました。元々は彼からの雑談で始まったのですが、私から学会話を振って。
 前回ほど詳細には書きませんが、やっぱり彼と彼の家族は、私や私の家族に対して「心配しすぎ」という認識のようです。結婚すること自体は前向きに捉えてくれているものの(私が無宗教、信仰するつもりもないということは承知済)なんだかモヤついています」(色文字はMonLinGen)

学会家族系」の記事はこのMonLinGenでも何本か掲載したことがあります。
個々それぞれ色々な事情があっていずれも無視の出来ないものだったのですが、このブログの記事も結構気にすべきそんな内容になっています。

ブログ主は一般の女性。
多分ですが、彼女は世の様々な学会批判に対して知らず知らずの洗脳を受けて、結局「無意識的」な学会嫌悪感を持ったそんな人のように見えます。

新興宗教ってなんですか…「足踏み状態

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相手の男性は学会員。彼の家族も学会さんです。
そう言う人を好きになってしまったという、そんな複雑な物語です…。

これが逆の話なら「オレは学会はやらない!」、の一言で済みます。
しかし、「相手側の家に入る」と言う女性の立場からすると、流石にそんな強引な在り方は不可能に近いものです。
女は彼の家に入り、その家のしきたりに従い、そして更には親の面倒まで見る…と言う感じの縛りを受けます。
今はそれほどの強引さは薄れては来ていますが、しかしやはり良い悪いは別としても、日本社会全体としてそう言う風潮は今だに頑として残存している現実があります。

その中での彼女の行動は、やはり死に物狂いで悩まざるを得ない訳です…。

「(ブログ主の)私からすれば、彼らは「楽観的すぎる」。学会から見て外部である私と、内部である彼。
考え方にギャップが生じてしまって、この溝を埋めるにはどうすればいいんだろうかと。これが結婚後もきっと続くことは想像に容易く、そのたびに頭を抱えるのはきっと私の方なのです

彼(の家)を取るか別れるか、と言う究極の二者択一の問題。
彼女は、その事を思うと本気の本気で「頭を抱えざる」を得ません。

昔(学会初期頃)は、学会の家に入れば女は当然学会員になると言う事が当然暗黙の了解事でした。
まあ、当時は学会だけではなく他の宗派の家も同じだったのですが、今も「学会からの強制」というよく理解出来ない「都市伝説」が流布しまくっているのは、チョイと問題だとも言えそうです。
しかし現代の学会ではそう言う風潮も大分薄くなっています。

そもそも論として学会信仰って、嫌がる人間に強制入信させて「はい、これで貴方は幸せ♡」と言うそんな単純なものではありません。
その他大勢の宗教団体の信心じゃあるまいし、洗礼を受ければ、弥陀(みだ)の教えを受ければ、アッラーの教えを聞けば…全て丸く収まるのであれば人間何も心配はないはずですが、豈図らんや人間の宿業ってそんなに軽いものでもはありません。

学会信仰=人間革命」の構図を真剣に考察すれば、上の意味がまるで爆弾が落ちた程の衝撃を持って身に迫ってくるはず。
人間革命」の意味を軽く考えるのは学会退転者か、某弱小宗門の連中、又は学会批判者だけです。
一生続けて行かないと駄目な「自身の生命の変革」を、そんなに拙速・軽薄に結論付けるのはどう考えても間違っています。

とは言え、彼女の立場からするとそんな話は知らないし想像もしていない「いち一般女性」。なかなかそう言う複雑怪奇な話は理解不能でもあります…。

「(ブログ主の」母と兄に、改めて相談しました。
また追って(ブログを)更新しようと思っていますが、(今は)板挟みの状態です。自分の結婚話が家族に受け入れられない、喜ばれない。頭では分かっていましたが、実際そうなると辛いものですね

個人的な話ですが、MonLinGenの夫婦は共に学会家族でした。
私は途中放棄型の学会員、妻は学会感希薄型の学会員でして、付き合いだして初めてお互い学会っ子だったことを知りました。で改めて御受戒(入信)となった訳です。
故に、彼女に対しての本気の「共感」というものは個人的には出てこないのですが、しかしやはり身に迫る想いは感じます…。

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別れを考えたこともあったけれど、それでもその選択を取らなかったのは、一緒に居て確かに幸せだったこと、そして宗教を理由にそれを手放したくはなかったからだと伝えました。
一言、「ありがとう」と返ってきました」(この部分は段落を変えています)

がしかし、学会がどうのこうのと言う煩雑な話よりも、結局彼女たちのお互いへの「思い」の大きさが一番の最重要事項なんでしょうね。

このブログ記事は2017年1月29日のものです。
さて、今は2022年11月、約5年ほど経った今の二人は、今現在一体どんな状況なんでしょうか。

その後彼の題目で、結果二人にとって一番素敵な「展開」が起こっていれば、MonLinGenもとても嬉しいんですけど…♥


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Author: 乾河原

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