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「米国は人種差別を放任」に対してのコメント

令和4年3月2日(水)

中国、米人権侵害報告を発表 「米国は人種差別を放任」」に対してのコメント

考え方の違い、思考法の相違なんでしょうか。「パクス」(平和)というものを、それぞれどう捉えるかという問題でもある様に感じます。

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「パクスロマーナ」は古代ローマ帝国の「国是」でした。パクスとは英語のPeaceの語源となった言葉です。ローマの(による)平和とは、ローマ帝国人がほぼ中心となって周辺国(蛮人=バルバロイ)から帝国を守る、と言う事でした。要するにローマ帝国周辺に対しての戦争行為を常に続けることによって、それで帝国内の平和が保たれていたと言う話なのです。周辺国からするとかなりな批判もあったようですが、しかしローマ帝国自体はそれによる平和が何百年もの間なされたことも事実なのです。

パクスアメリカーナは、アメリカ国家による世界の平和という意味だと言えます。人種差別も含めて、確かにアメリカの在り方、平和構築方法にも問題はあるとは思います。しかし、それによって確かに平和というものが成されていることも、これも間違いのない事実です。問題は、その平和の中の「小」を考えるか「大」を考えるかによって、アメリカに対する批判の仕方が違ってくるはずです。小さな問題を特別問題として、だからアメリカは駄目なんだと考えるか、小さな問題は横に置いておいて「大局的なパクス」を取るか…、それぞれなんでしょうね。

中華人民共和国は共産思想の国です。共産国家は、基本的に世界は共産国家で満たさねばならないと言う強迫観念に取り憑かれた国です。ソビエト連邦はその思想を捨てましたが、中国はその思いを今だに持ち続けている国です。

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さて、問題は多々存在はしますが、大まかにアメリカの平和の傘の下に入るのが良いのか、それとも中国共産党思想に世界が染まることが、世界の本当の平和なのか…ここで本気で考察することも、良いことではないかとそう思いますが…。


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