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冥益を本気で考えると言うこと

「義母から宗教(創価学会)の勧誘&強要を受けています。
(略)特に義母が熱心で(す。)旦那も(、余り)熱心ではありません(が、)ただ信仰心はもっており、そのうちアタシや子供たちも入会してほしいと…」(省略&文字調整)

…と、こんな相談を、或る相談サイトに投稿した人がいました。
その彼女がこう話します。

「もうすぐ出産ということで話したいからと義母に呼ばれ(て)行くと、(義母の他に)学会の宗教仲間もいて複数に囲まれた状態で、入会申込書と共に熱烈な強要を受けました」

「何度お断りしてもしつこく、言われたことを要約すると、入会しないと元気な赤ちゃんは産まれない、夫婦和楽、家族和楽(は)望めない、自分の悪いところは直せない、などなど」

こんな事を義母から切々と話されたものの、でも当の私の話には全く取り合ってもくれませんでした…。
で、結果こう言う事に…。

「とりあえず自分は別にしても、創価学会によって幸せになれた話を聞いて、ひとまずはそうなんですね〜と同調して話が終わるのをただ待っていました。
そうすると、じゃあ、あなたも入るわねーと申込書やら数珠やらいろいろ渡されて。
(私は)ただ話聞いて頷(うなづ)いてただけなのに」

Mamari義母から宗教の勧誘&強要を受けています。(長文で以下略)

〇   〇   〇

…とんだ災難の彼女です。
義母さんやその他の知り合いの学会員からすると、これは「普通の学会へ宗教勧誘」だったんでしょうけど、質問者の彼女からすると全く恐ろしい限りの経験だったと言えます。

「帰宅後旦那に話すと、そこまではやりすぎ(だった。)悪かったと言われましたが、旦那も本心は入会を希望しています。ただ、強要するのは違うからと言ってくれてはいますが、その後も座談会?の誘いのLINEやらなんやらも義母から凄いです」

ここまで行くと、彼女の逃げ場は何処にもありません。
さて、どうしたものでしょう……。

「(私自身は)創価学会に偏見もありませんでしたが、ここまでされると偏見もちます。
どうしたら義母を黙らせられますか。。
これがエスカレートして子供が大きくなっても同じようなことをされたら、離婚すら考えるだろうなと思っています」(文章の入れ替え有り)

こんなに事態が大きくなってくると、義母さんの、これは善意全開の事だったとは言え、この行動は社会的、そして学会的常識までも逸脱しているように感じられてきます。

この種の逸脱行為の批判は、昭和30年~40年頃には一般の人から数多く出されていたクレームです。
確かにそれは事実なんですが、しかし、この令和年間における学会員のこんな無理強い行為はどう考えても常識外れだと言わざるを得ません。

池田先生は、こうはっきりと言われています。

信仰の無理強いはすべきではありません。題目を送り続けること、それが相手に対しての「冥益(みょうやく)」になるのです。

彼女の気持ちは非常に理解出来ますけど、義母さんは余りにも焦り過ぎているようです…。
さて、上の様な質問者の相談に対して、こんなアドバイスが出されます。(以下同様文)

「旦那様にもう一度気持ちをお話しましょう!
あんな囲まれ方して、怖くて仕方がなかった、連絡もこんなに来て私は自分から進んで入ろうとは思ってないし怖いって気持ちがどうしてもある。
しばらくして、お義母様にも本当の気持ちを伝える事出来ないでしょうか?恐怖心しかない、と。
今は出産間近なので今まで通り過ごしたい等」

…確かにこの話は納得出来ますし、とても常識的なものになっています。
これだけ常識ある内容の話は、本来であれば義母さんから出されるべきものなんですが、質問者さんの周りの世界ではそれが逆転してしまっています。
こんな行動を見せられれば、一般の人から学会員は須(すべから)く「狂信者」だと言われても仕方のない話になってきます…。

で、更にはこんな「説得方法」の話も出てくる始末です。

「私だったら。。としか書けませんが、、。
『私、不幸に見えますか?入会していなくても、夫と出会えて、子供にも恵まれて、これって幸せですよね?』
『入会するのに理由が不要なら、入会しないのにも理由は不要なはず』
『入会していないと家族和楽が望めないのですか?おかしいですねぇ。家族ってお義母さん含めてみんなですよね。それなら入会済のお嫁さんがこないと、私と子供じゃあ家族和楽望めないってことですか?じゃあお義母さんは今、幸せじゃないんですか?変ですね。入会されてるのに』
とか言い返すかな(笑)」

これを聞かされたら、どんな学会員でも「納得」せざるを得ません…。

さて、創価学会の信仰(功徳)には、「顕益(けんやく)」と「冥益」が存在しています。
顕益は、この質問者さんの関係から話すと、「即御本尊授与」になりますが、学会信心の中心を占めている冥益からすると、「一生成仏」的な出方が本来の在り方だと言えます。
一生成仏とは、種(たね)を植えて(折伏の話をして)、そして結果芽が出る(御本尊授与)のには相当な時間がかかる場合もある、と言う話です。
焦(あせ)ると、結局この質問者さんの様な人間を数多く作ってしまう結果になります…。

これは学会員なら誰でも知っている「事実」ですが、しかし折伏を焦っている当人にとってはこの「事実」そのものが頭からすっ飛んでしまいます。
更には、折伏者の周りの人々もその性急感の影響を受けて、関係者全員が「より過激」な行動に移っていくと言う相乗効果もあるようです。

誰か(幹部か誰か)がそこで釘を刺すべきだったんでしょうけど、義母さんの周りにはそう言う冷静な人が一人もいなかったみたいです。

〇   〇   〇

「強要したりする人がいるから、創価学会がへんな目で見られる。複雑な気持ちです」

折伏の場での全ての学会員の行動は、この言葉に表されているようです。
強要」「強制」、挙げ句の果ては「カルト」…。

折伏者のちょっとした「焦り」の感情。
何故分からないのか!?」と言う気持ちの噴出。
学会だけは違う」と言う慢心的な心の現れ。
全てが被折伏者にとっては「強制」、そこから来る「恐怖」、そして結局「疑問符の積み重ね」になってくるようなのです…。

「私の親、祖母が創価学会です。
ものすごく嫌な思いをしてきたので大嫌いです。
何か頑張っても、いいことがあっても、私達の祈りが届いたんだね、みたいな感じで。

一番ショックだったのは、かなり重い病気が治って退院してきたときに、皆で座談会とかで沢山祈ってきたからだね、と、自分自身の力ではなく、宗教のおかげで治ったかのように言われたことです。
小学6年生でしたが、そこで完全にこの人達は宗教がなきゃ生きていけないんだ、頑張っても全部宗教のおかげにするんだ、と絶望した覚えがあります」

 これからの私も含めて、その他数多くの頑張っている学会員が本気で気をつけて行かなければならないことが、ここにほぼ全て描かれているような気がしています……。


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